ENX VCS(Vehicle Cybersecurity)
皆さんこんにちは、BSIの中村一明です。
このページをご覧になられている方は既にTISAX®ラベルをご取得されていたり、ご取得をご検討されていたりする方が多いのではと思っています。
TISAX®審査に関しましては、他のコラム等でも述べています通り、BSIジャパンは国内で多くの審査実績があり、我々お客様窓口を担当するセールスメンバーらも多くの知識を有しております。新しい規格ゆえご不明点も多いかと思いますが、是非ともお気軽にお問い合わせくださいませ。
今回は、TISAX®の管理組織のENXが昨年後半より情報を公開し始めました ENX VCSのお話です。
こちらは、車両のサイバーセキュリティに関する規格で、ISO/SAE 21434をベースに開発が進められている審査スキームとなります。
現状各機関より独自の審査スキームで行われているISO/SAE 21434規格ですが、それを標準化するためにENXがプロジェクト化しています。
現状ではTISAX®と同じような審査方式(ENX VCSAシートを使って審査)になるとの情報です。
BSIジャパンも英国本国やドイツ法人と密接に連携し、日本国内のお客様に最新の情報をご提供できるように進めております。
BSIグループジャパンは、日本人審査員による日本語のTISAX®審査をご提供している国内でも数少ない審査機関です。
中村 一明
自動車セクター規格 IATF 16949、航空宇宙防衛産業セクター規格AS/EN/JIS Q 9100を中心にモビリティ業界の規格を担当。
PAS 2060/ ISO 14068 カーボンニュートラル実証、ISO 27001情報セキュリティマネジメントシステム規格などモビリティに関連する規格サービスの総合提案を行っており、ISO21434 自動車サイバーセキュリティ規格、TISAX®審査サービスの立ち上げなど新規サービス開発も担当。