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2020年03月25日
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 根本 英雄、以下 BSIジャパン)は、ひとしずく株式会社(神奈川県横浜市 代表取締役 こくぼひろし)に対し、ISO 20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)を認証いたしました。(認証登録日:2020年1月17日)
現在、BSIグループジャパンはイベント運営における環境影響の管理に加え、経済的、社会的影響についても管理が可能なマネジメントシステム・サービスを提供することで、イベント産業の持続可能性をサポートできるパートナーとして選ばれることを目指していきます。
ひとしずく株式会社は、ソーシャルグッドに特化したPR会社として、2016年の創業当初から、環境や社会に配慮したイベントの企画及び後方支援に取り組んでまいりました。今回のISO 20121の取得は、これまで弊社内で蓄積してきた知見を整理し、ISOというグローバルスタンダードに準拠したサステナビリティに配慮するイベントを継続的に実施するためです。パートナー(後方支援先であるNPO・企業・行政・協力会社等のステークホルダー)とともに、ソーシャルグッドが当たり前となる社会をつくるため、様々なアイディアや考え方を提案していきます。
ISO20121を取得した事例として、社員が10名に満たない小企業の事例が少なかったため、小企業の実態や弊社の業態、独自性に適合させるために解釈をし、議論を重ねてきました。ISOの規定を確認する中で、現在弊社に不足している点や偏っている点が明らかになり、改善のための指針となりました。また、イベントにおけるサステナビリティへの対応は、これまでは単発で自主的な取り組みとして行ってまいりましたが、会社全体としてのサステナビリティ方針を明確にし、パートナーを含む全社的な取り組みとして実施したことで、社員の意識がより高まりました。 弊社独自の取り組みとして工夫した点は、「マネジメント」という概念を、規定のものに当てはめたり、管理するととらえたりせず、規定以上のアイディアを積極的に生み出すととらえ、「サステナビリティチャレンジリスト」を策定した点です。PRエージェンシーとしての強みを活かし、コミュニケーション面での視点を多く取り入れるほか、社員それぞれの関心領域を活かした独自のチェックリストを作成し、今後も更新を続ける仕組みを構築しました。
歴史があり、世界中で様々な実績があることはもちろん、サステナビリティ領域で実績のある審査員の方々が多くいらっしゃること、ISO20121を積極的に推進されていることに共感し、パートナーとして選定させていただきました。ISO20121取得に向けて、弊社に関して深くご理解いただき、親身になって伴走してくださり、感謝しています。
今まで以上に「環境」「社会」「経済」それぞれのテーマにおけるサステナビリティに配慮したイベントをパートナーと共に創ってまいります。さらに、サステナビリティに配慮したイベントの浸透に寄与するとともに、パートナーが日頃取り組む社会課題の解決、さらには社会課題が生まれない社会づくりに貢献していきます。
ISO 20121は、イベント運営における環境影響の管理に加えて、その経済的、社会的影響についても管理することで、イベント産業の持続可能性をサポートするためのマネジメントシステムです。 ISO 20121は、BSIが開発に関わったBS 8901に基づき策定が進められました。BS 8901は、2012年に開催されたロンドンオリンピックを行う上で、環境・社会・経済のバランスが取れた大会として運営するために2007年に策定された規格です。2012年に開催されたロンドンオリンピック・パラリンピックは、スクラップ&ビルドではない「持続可能性(サステナビリティ)」を目指す大会として運営され、史上最も環境に優しい大会として高い評価を得ました。その大会を支えたのが、持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格であるISO 20121です。
詳しくは弊社Webサイトをご覧ください。
ISO 20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)について詳しく知る
ひとしずく株式会社は、社会課題に本気で向き合い、解決のために取り組んでいる“人”や“法人”を後方支援する、日本初のソーシャルグッド専門のPRエージェンシー。
詳細は下記のURLをご参照ください。