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    社外取締役

    社外取締役(SID)の職責

    直属の上司:

    英国規格協会(BSI)ボードの非常勤取締役

    この役職の目的:

    英国コーポレートガバナンスコードは、ボードが非常勤取締役のうち1名を社外取締役(SID)に任命することを義務付けています。取締役の任命書に定められた非常勤取締役の一般的職務にSIDの職務が加わる形となります。

    職責:

    会長

    • SIDは、取締役会長職の後継者の検討にあたり、指名委員会の議長を務めます。
    • SIDは、少なくとも年に 1 回、会長が同席しない場で非常勤取締役と会合を持ち、会長の業績を評価します。また、妥当と判断された場合は、これ以外の場でも会合を持ちます。
    • SIDは、会長の年次評価フィードバックを審査します。
    • SIDは、会長のためにサウンディングボード(意見を述べる場)を設けます。

    取締役

    • SIDは、他の取締役の仲介役を務めます。
    • 他の取締役は、通常のチャネルでは提起できない懸案事項を取り上げるためにSIDを通すことができます。

    主な利害関係者

    • 主な利害関係者は、会長、CEOまたはCFOとの間の通常の連絡手段では解決できなかった懸案事項がある場合、またはその懸案事項にそれらの連絡手段が不適切である場合にSIDを通すことができます。
    • SIDは、偏らない姿勢で主な利害関係者の問題や懸案事項を把握するため、主な利害関係者の見解を聞き取ります。

    SIDは、会長、取締役および主な利害関係者の間で生じた重要な問題の解決を支援にあたることを期待されます。例:

    • 会長とCEOの間に紛争が生じた場合。
    • 主な利害関係者または非常勤取締役が懸念を表明したにもかかわらず、会長またはCEOが対処しなかった場合。
    • 会長およびCEOが取っている戦略が、ボードの賛成を満場一致で得ていない場合。
    • 会長とCEOの関係が密接すぎ、ボード全体の承認を得ずに決定が下されている場合。あるいは、
    • サクセッションプランニング(後継者育成計画)が無視された場合。