BSIグループジャパン(英国規格協会)、 ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステム)を日本ストライカー株式会社に認証
BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹、以下「BSIジャパン」)は、 日本ストライカー株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:水澤 聡)に対し、ISO/IEC 27001:2013(情報セキュリティマネジメントシステム)を認証いたしました(認証登録日:2023年2月12日)。
2023年3月2日に行われた認証授与式において
写真左より、BSIグループジャパン株式会社 代表取締役社長 漆原 将樹
日本ストライカー株式会社 代表取締役社長 水澤 聡様
ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメント)は、情報資産の保護、利害関係者からの信頼を獲得するための“セキュリティ体制の確保”を目的としたフレームワークの国際基準です。組織内外から起こりうる脅威に対し、情報セキュリティのフレームワークを構築・維持していくことで、インシデントの発生可能性を最小限にし、またインシデントが発生した時も、被害を最小限に抑え、組織の継続性を高めることにより、収益の維持も可能にしていきます。
今回の日本ストライカーの認証に際して、BSIジャパン代表取締役社長 漆原 将樹は、「情報セキュリティマネジメントへの意識・期待がより一層高まるなか、ロボティクス技術やソフトウェア製品を通じたデジタル活用による医療の質の向上を目指す日本ストライカー様が情報セキュリティマネジメントシステムを構築されたことは、今後の医療の更なる発展へ大きな寄与となるのではないでしょうか。認証という立場からこの取り組みに参画させていただき幸甚に存じます」と述べています。
ISO/IEC 27001は、BSIが開発したBS 7799が原案として採用されています。BSIジャパンは、国内に約60社ある審査機関の中で、ISO/IEC 27001認証件数国内No.1の実績を誇ります(2022年12月時点 当社調べ)。
BSIジャパンは情報セキュリティマネジメントに加え、継続的、社会的影響についても管理が可能なマネジメントシステム・サービスを提供することで、組織が永続的に発展するためのパートナーとして選ばれることを目指していきます。
■日本ストライカー株式会社におけるISO/IEC 27001認証取得の目的と今後の活用
日本で初めて承認された整形外科におけるロボティックアーム手術支援システム「Mako(メイコー)」は人工股関節・人工膝関節への置換術に対応し、事前に患者さんの患部画像を撮影し、術前計画を策定します。患者さんの個人情報ならびに画像診断データなどの情報資産を、不正アクセスから保護し機密性を保持するために、同社では情報セキュリティマネジメントシステム(「ISMS」)を構築しました。
情報セキュリティに関連する法規制要求事項や、利害関係者の要求事項、その他同社に適用される要求事項を満たすと同時に、継続的に情報の安全管理方法を評価し、新たに発見されるセキュリティ脅威のリスクを最小化しながら、適切な情報管理と革新的な医療機器製品を通じて医療向上への貢献を目指します。
■日本ストライカー株式会社について
整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻咽喉科、口腔外科、救急医療等、様々な診療科目で革新的な製品とサービスを提供するストライカーコーポレーション(本社:米国ミシガン州)の日本法人です。ストライカーは世界をリードする医療機器企業の一つでありお客様である医療従事者の皆様とともに、世界75カ国を超える国々で、年間1億3千万人以上の患者さんへの治療に貢献しています。