BSI新CEO(最高経営責任者)就任のお知らせ

2020年12月9日

英国規格協会(British Standards Institution)は、2021年にSusan Taylor MartinがBSIの最高経営責任者に就任することを本日発表いたしました。

Susanは、1月にBSIに加わり、12年間に及ぶ任務を2021年に終了する、現在の最高経営責任者であるHoward Kerrより、その地位を引き継ぎます。Howardが最高経営責任者として在任中、BSIは途切れることなくレジリエントな成長を遂げ、2007年の1億7,900万ポンドから2019年には5億4,800万ポンドに収益を増大させ、顧客基盤を124か国から179か国に拡大しました。

BSIの会長である、John Hirstは次のように述べています。「Howardは、BSI在任期間中に素晴らしい成果を残しました。将来の課題に取り組むために、彼は素晴らしいかたちでこの会社を去ります。彼のリーダーシップにより、BSIは、目的に導かれて活動する、成功したグローバル組織に発展することができました。幸いなことに、パンデミック後のより良い復興を目指すこの重要な時期に、今後はSusanが最高経営責任者として仲間に加わり、BSIの成長を維持し、世界中の企業や政府を引き続き支援することができます。」

Susanは、最初はReutersで、その後Thomson Reutersで、さまざまな情報、出版、ソフトウェアのビジネスを主導してきました。直近では、ニューヨークを拠点とするGlobal Legal Businessの社長を務め、オンライン情報サービスをAI対応のデジタル及びSaaS(サース)サービスへの変換を主導しました。彼女は、2012年からWhitbread plcの社外取締役として、消費者、レジャー、ホスピタリティ部門にわたる経験を有しており、英国産業連盟(Confederation of British Industry)のロンドン評議会(London Council)の元会長を務めています。

現最高経営責任者である、Howard Kerrは次のように述べています。 「私が去る後に、組織を有能なSusanの手に委ねることを大変誇りに思います。120年目を迎えるにあたり、BSIには多くの機会があります。BSIの長い歴史における新たなるステージは、よりレジリエントな世界に向けて信頼をインスパイアするというBSIの目的及び価値観に忠実であり、引き続き成功することを確信しています。」

新しく最高経営責任者に就く、Susan Taylor Martinは次のように述べています。「BSIが今後さらに発展していく上で重要な時期にBSIの仲間として参加できることを楽しみにしています。私は、BSIの使命、チームの専門知識、そしてブランドの品質に非常に感動しました。また、1つのチームとして協力し、BSIの才能、知識、洞察を活用し、すべてのステークホルダーにさらに大きな影響を与える機会がBSIにあるということに感銘を受けました。企業の業績を改善し、リスクを低減し、持続的な成長を遂げるのに役立つ規格を作成し、維持する組織を率いることにこれほど重要な時期はありませんでした。」