BSIジャパン、社会福祉法人青野ヶ原福祉会 特別養護老人ホーム 青都荘に、ISO 9001 (品質マネジメントシステム)を認証
2017年3月13日
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 五十嵐 泰文、以下BSIジャパン)は、社会福祉法人青野ヶ原福祉会 特別養護老人 ホーム青都荘(大阪府大阪市 施設長 鈴木 紘次、以下 青都荘)へ、ISO 9001(品質マネジメントシステム)を認証しました。
(認証登録日:2016年12月27日)
ISO 9001の認証を記念した授与式において: 写真左より、
滋慶学園グループ 総長 社会福祉法人青野ヶ原福祉会 理事長 浮舟 邦彦 様、
BSIグループジャパン株式会社 執行役 認証事業本部長 西中 宏
社会福祉法人青野ヶ原福祉会 特別養護老人ホーム
青都荘 理事長 浮舟 邦彦 様からのコメント
—ISO 9001認証取得の目的
『職業人教育を通して社会に貢献する』をミッションに全国で大学院(医療安全管理学)、専門学校を展開する滋慶学園グループの社会福祉法人として、1985年設立の『青野ヶ原福祉会』特別養護老人ホーム青山荘(多床型)をベースに2010年に特別養護老人ホーム青都荘(ユニット型)を開設し、2011年デイサービス、2014年居宅介護支援センターを開設しました。しかしユニット型で新設した青都荘での介護現場とマネジメントサイトとの連携が課題となり、ガバナンス体制や介護の質の向上への改革が急務でありました。2018年の医療・福祉の制度改革で『地域包括ケアシステム』が推進されるであろうことも踏まえて、改革案を熟慮する中からISO 9001を取得しようとの案が出ました。
—ISO 9001の構築・運用で工夫した点、またその成果や課題
介護現場の質の向上のため専門職種間の連携や、人材育成等現場のマネジメント力を高めることが重要であり、ISO 9001の取得が最適と考えました。従来各現場で各々実行していたマニュアルや意見を統合し、個人情報等コンプライアンスにも注力しながら作成していきました。
—ISO 9001の認証機関にBSIを選んでいただいた理由
世界最古の規格協会であり、数々の国で活動され、国内で最も多く規格認証サービスを提供している実績があるため。また、審査員のレベルも高く、業界に精通した知識と実績があり、BSIとその審査員の質の高さが何より信頼できたからです。
—ISO 9001の今後の活用について
多様な働き方やキャリアの違いをもった福祉現場のスタッフに対しISO 9001を活用、理念を達成し、想いをひとつにまとめあげていきたいです。また、マニュアルによりコミュニケーションや介護レベルの均一化に努めていきたいです。福祉現場の人材を福祉マネジメント人材、医療福祉連携のマネジメント人材へとキャリアアップしていくことも大切です。その為には取得後も定期的なメンテナンス、改善が重要だと考えています。
ISO 9001をツールとして『顧客満足度』を高めていくことが大切と考えています。我々のモットーである『利用者に生きる喜びを、職員に働く喜びを』を達成できる施設にしていきたいと思っています。
社会福祉法人青野ヶ原福祉会 特別養護老人ホーム 青都荘について
北海道・恵庭市、宮城県・大崎市、東京都・墨田区、兵庫県・小野市に姉妹施設を有し、各地に於いて「福祉が創る街づくり」を地域貢献とし、「今日も笑顔であいさつを」を率先して行う福祉グループです。