BSIジャパン、パブリッククラウドにおける個人情報保護のための国際規格 ISO/IEC 27018 を、株式会社インストラクションへ認証

2016年12月15日

BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 五十嵐 泰文、以下BSIジャパン)は、ISO/IEC 27018PIIプロセッサとしてパブリッククラウド内で個人情報を保護するための実施基準)の審査を実施、株式会社インストラクション(東京都中央区 代表取締役社長 神田 祐治)を認証しました。(認証登録日:2016年11月8日)

 

ISO27018 株式会社インストラクション様 授与式 写真

2016年12月5日、ISO/IEC 27018 の認証を記念した認証授与式にて:
写真左より、株式会社インストラクション システム部 部長 佐野 康典 様、
BSIグループジャパン株式会社 執行役 認証事業本部長 西中 宏

 

昨今はマイナンバー制度にも関連して、クラウド上での個人情報のセキュリティに関する関心が非常に高まっています。このような社会的関心・課題に寄与すべく、BSIジャパンは今後も本規格の認証サービスを始め、クラウドセキュリティに関する様々なサービスを拡充してまいります。

 

株式会社インストラクション 代表取締役社長 神田 祐治 様からのコメント

当社では、お客様の成長戦略にあわせたクラウドサービスのデザインから運営までご支援しております。昨今、スピード経営を求められる企業にとってクラウドサービスの活用は無視できないばかりか、クラウドリソースの活用が企業の成長戦略の中心となっておられるお客様も増えています。このような背景から、当社が運営するクラウドサービスに更に高いセキュリティと責任・安心をお届けできるよう、従前のISO/IEC 27001取得に加えISO/IEC 27018を取得することとしました。構築に当たっては、これまでのISO/IEC 27001のマネジメントシステムに加え、規程類の見直し、全社教育の再徹底など細部に渡り強化することができ、従業員全てが自社のクラウドサービスへの責任意識をより高めることができました。

今後は、ますますお客様のクラウド活用が進む社会になります。より多くのお客様からご支持を頂けるようなクラウドサービスを目指していきます。


ISO/IEC 27018 について:

ISO27018ISO/IEC 27018(PIIプロセッサとしてパブリッククラウド内で個人情報を保護するための実施基準)は、パブリッククラウドにおける個人情報の保護に特化した初めての国際規格です。

情報セキュリティマネジメント実践のための規範として広く利用されている国際規格 ISO/IEC 27002 をベースとし、仮想空間上で実施する個人情報管理のベストプラクティスを提供します。

  • PIIを処理するパブリッククラウドサービスプロバイダが、法的義務と顧客の期待に対応する事を支援します。
  • 統制されたパブリッククラウドサービスを利用者が選択できるように、透明性を向上します。
  • パブリッククラウドサービスプロバイダの個人情報保護に関わる法的義務やその他の義務の順守を保証する仕組みを、利用者に提供します。

詳しくは弊社webサイトをご覧ください。


株式会社インストラクションについて

インストラクションは、企業のクラウド環境のサポートに特化したクラウドユースウェアの専門企業です。クラウド導入実績は500社以上にのぼります。1990年の創業以来、中小企業の競争力の強化をめざし、持続的成長へと導くために、お客様企業に合わせた最適なITシステムのクラウドデザインを支援しています。

URL:http://www.inst.or.jp/