BSIジャパン、タツタ電線株式会社にISO 22301(事業継続マネジメントシステム)を認証

2016年9月1日

BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、タツタ電線株式会社(大阪府東大阪市 代表取締役社長 外池 廉太郎)に対し、ISO 22301(事業継続マネジメントシステム)を認証しました。(認証登録日:2016年7月25日)

 

授与式写真

ISO 22301の認証を記念した授与式において:
左より、タツタ電線株式会社 取締役 常務執行役員 システム・エレクトロニクス事業本部長 辻 正人氏、BSIグループジャパン株式会社 執行役 認証事業本部長 西中 宏

 

タツタ電線株式会社 取締役 常務執行役員 システム・エレクトロニクス事業本部長 辻 正人氏からのコメント

◆ISO 22301認証取得の背景、目的

2011年の東日本大震災並びにタイで発生した大規模水害等により、多くの企業が影響を受けました。これを機に、当社の重要顧客より事業継続(BCM/BCP)に対する取組状況の問合せや事業継続マネジメントシステム(BCMS)構築を要請されるなど、市場全体において事業継続に対する要求が高まりました。当社の機能性フィルム事業は世界で圧倒的なシェアを占めることから、顧客に対する安定供給の使命を果たさなければなりません。そこで、事業中断の影響を最小限に抑え、早期の復旧を目指すことを目的にBCM活動に着手いたしました。さらに継続的改善を行うために第三者認証によるISO22301(BCMS)を構築することに至りました。

◆ISO 22301の認証機関にBSIを選んでいただいた理由、また今後の展開について

BSIは、審査業務において国際的に最も認知された審査機関であり、ISO 22301においては審査実績が最も豊富であったことを理由に選定いたしました。また、審査の場面では、審査員の方に規格要求事項のねらいに照らした説明を丁寧にしていただいたことは初回登録を目指した当社の現状にマッチするものでした。 今後も、事情継続計画に基づく各種演習を行い、必要投資は経営判断しつつ、BSIを審査パートナーとしてスパイラルアップしてまいりたいと考えています。

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ISO 22301(BCMS:Business Continuity Management System)は、組織の重要な製品またはサービスに重大な影響を与えるインシデントの発生の際に、「事業を継続する」ために必要な企業活動を管理するフレームワークの国際規格です。

ISO 22301について詳しくはこちら:
https://www.bsigroup.com/ja-JP/ISO22301/

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タツタ電線株式会社について

 

1945年(昭和20年)に設立され、電線・ケーブルメーカーとして国内インフラ整備で広く社会に貢献。現在は、その基盤事業で培った技術を応用し、電線・ケーブル製品に加え、主として電子回路基板向けの機能性材料製品、産業ロボット用電線、半導体用ボンディングワイヤ、光デバイス、さらには、漏水検知システムや環境分析等の様々な製品・事業を手がけています。特に機能性材料製品の「電磁波シールドフィルム」は世界中のスマートフォンをはじめとするモバイル電子機器への採用が進み、豊かな未来社会に向けて進化、発展していく業界を信頼の技術力でサポートしています。

 http://www.tatsuta.co.jp/