BSIジャパン、株式会社インターネットペイメントサービスにカード業界データセキュリティ基準PCI DSS認証を実施
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下 BSIジャパン)は、 PCI DSS*(カード業界データセキュリティ基準)を、株式会社インターネットペイメントサービス(東京都品川区代表取締役 朝田 篤)に認証しました。 (認証登録日:2014年5月16日)
株式会社インターネットペイメントサービスは、「クレジットカード決済」はもちろん、「口座振替」、「外貨建て決済」、「コールセンター決済」等様々な決済手段を導入までワンストップで提供している、主に東京と大阪にて事業を展開する決済代行会社です。
2014年1月にリリースとなったPCI DSS ver.3.0での完全準拠を目指し、このたびいち早くver.3.0の完全準拠の認証を取得しました。
より高いレベルでのセキュリティ確保により、顧客への一層安心な決済サービスの提供が期待できます。
* PCI DSS(カード業界データセキュリティ基準):
カードの加盟店、サービスプロバイダ(カード業務に関する業務を代行するデータ処理業者)向けのセキュリティ基準。PCI DSSはカードビジネス関連業者向けのカード会員情報及び取引情報を保護するためのセキュリティ基準で、カード会員情報の保護及び取引情報保護を目的としています。
株式会社インターネットペイメントサービス 代表取締役 朝田 篤 様からのコメント
◆PCI DSS認証取得の目的
弊社はクレジットカードの決済代行会社として、決済システムをメインに、これまでも高セキュリティと利便性にこだわりを持ってサービスを提供してまいりました。近年のIT環境の複雑化や、依然として世界中でカード情報を狙った事故が発生する中で、今回の改訂要件においては、より実務に即した定義のもとでセキュリティの向上が期待でき、お客様に安心して弊社の決済システムを利用して頂くためにもver.3.0に完全準拠する環境を整えるべきであると考えました。
◆PCI DSS取得にBSIを選んでいただいた理由
PCI DSSを取得した初年度より、弊社の事業内容を理解しつつ審査に当たって頂いていた点、2014年1月にリリースされたver.3.0の完全準拠を目指す上で、数ある監査機関の中でも特に迅速にご対応頂けた点です。
◆PCI DSSの構築・認証で良かった点
クレジットカード情報というセンシティブな個人情報を日々取り扱う上で、新しい技術の発展により生じた新たな脅威に対応しうる運用要件の見直しとアップデートが出来たことです。具体的に実務に落とし込むことにより、社内における教育を加速させ、更なるPCI DSSの趣旨の理解と意識向上のきっかけになったと考えております。
◆PCI DSSの今後の活用について
業務における継続的な運用と従業員の意識向上、広報活動に活用致します。今後も安全で利便性の高いサービスをより多くのお客様に提供できるよう、一層努力してまいります。
2014年6月20日 (金) に行われたPCI DSS認証授与式において:
写真右:株式会社インターネットペイメントサービス 代表取締役 朝田 篤 様
写真左:BSIグループジャパン株式会社 代表取締役社長 竹尾 直章
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株式会社インターネットペイメントサービス
2014年に第14期を迎え、主に東京・大阪にて事業を展開する決済代行会社。「クレジットカード決済」はもちろん、「口座振替」「外貨建て決済」「コールセンター決済」等様々な決済手段を導入までワンストップで提供する。中国市場向けのニーズにも、日本国内企業で初めて銀聯(ChinaPay)・Alipay決済の同時対応を展開した。決済関連以外にも、高セキュリティ体制を活かしPCモニタリングソフトウェア「MiL」を開発・提供している。
URL: http://www.ipservice.jp/