BSIジャパン、介護老人福祉施設みどりの園にISO 14001(環境マネジメントシステム)の認証を実施
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役社長 竹尾 直章、以下BSIジャパン)は、社会福祉法人紘徳会介護老人福祉施設みどりの園(鹿児島県鹿屋市 理事長 吉元 和浩、以下 みどりの園)へISO 14001(環境マネジメントシステム)の認証を実施しました。 (認証登録日:2014年7月7日)
みどりの園では、既に取得しているISO 9001(品質マネジメントシステム)、ISO 10002(苦情対応マネジメントシステム)、ISO 29990(学習マネジメントシステム)に加え、さらなる組織の継続的な向上のため、ISO 14001を導入・構築し、認証を取得しました。
介護老人福祉施設みどりの園 理事長 吉元 和浩 様からのコメント
◆ ISO 14001 認証取得の目的
既にISO9001、ISO10002及びISO29990を取得し、複合マネジメントシステムによって、施設をご利用される利用者様とそのご家族をはじめとした利害関係者及び職員の満足を継続して向上するためにISOを活用して参りました。新たにISO14001を取り入れることにより環境活動を推進するだけでなく、サービス全体のプロセスを見直すことで業務の効率化、合理化を図るところまで視野に入れたシステムづくりを進め、健全な経営を行える基盤をつくるとともに、さらなるサービスの質の向上を図りたいと考え取り組むこととしました。
◆ ISO 14001 取得にBSIを選んだ理由
品質、苦情対応、学習、環境、食品安全、情報セキュリティなど、多岐に渡りISOの規格に精通されていること。また、長期に渡り、単なるQMSの適合性・有効性の審査にとどまらず、審査を通じて品質改善に繋がる幅広い分野にわたった付加価値の提供をして頂いてきたBSI様の審査パフォーマンスに信頼を置かせて頂いております。
◆ ISOの構築・認証で良かった点
各部署から選出したメンバーで構成したワーキンググループによるボトムアップ体制で、当法人の現在抱えている、又は潜んでいる問題点・改善点を顕在化し、当法人における環境マネジメントシステムを構築したことで、全スタッフの環境改善への意欲が高まってきたと考えます。また何よりも、環境の視点からシステムを考えることが、品質の向上を考えることにも繋がり、結果として全スタッフの顧客満足向上への意識も高まったと実感しております。
また、プロセスごとに環境影響評価を実施することで、環境だけでなく品質面についてのリスク評価の強化にも繋がりました。
◆ ISOの今後の活用について
今後も、施設をご利用される利用者様とそのご家族をはじめとする利害関係者及び職員の満足を継続して向上するため、ISOを活用しながらサービスの質の向上を目指していきます。
ISO 14001認証を記念した認証授与式において
写真左:社会福祉法人 紘徳会 介護老人福祉施設 みどりの園 理事長 吉元 和浩 様
写真右:BSIグループジャパン株式会社 代表取締役社長 竹尾 直章
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改定経緯と改定のポイント、今後、策定・改訂されるマネジメントシステムが適用しなくてはならない共通のプラットフォームである「ISO/IEC専門業務用指針」附属書SLの説明と、今後のスケジュールについて概要をご説明いたします。
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トレーニングコースは、お客様のご希望の日時と場所に講師を派遣して実施する企業内研修も承っております。
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社会福祉法人 紘徳会 介護老人福祉施設 みどりの園について
1987年(昭和62年)12月18日に 認可、設立された、鹿児島の組織。介護老人福祉施設みどりの園の他、デイサービスセンターやクリニック(診療所)、託児所等も運営。 利用者が尊厳を保持しつつ、自立した生活を営むことができるようサポートするために、多様な福祉サービスを提供している。